FIREWATER

Me and Joe

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2012.3.17
HのMe and Joeは、二人の、夢を抱いた少年が街にでて、ストーリーが展開していくコンセプトアルバムです。
音に耳を傾けながら、詩を辿っていくとそれが映像になっていく。
そしてそれを何度も繰り返し聴いていくとそれが鮮明になっていく。

Hは好きに描いていいと言っていた。

僕がやらなければならないのは、その音楽を絵に置き換えることです。
音楽を聴いて創りあげた映像を絵にすること。三枚の習作をステップに、目的地に到達すること。

描かなければならないということはわかっているんだけど、いざ描きはじめようとするとなかなか筆が進まない。四日間、部屋にこもっていたけど、画集を広げてるだけでいっこうに絵は進まない。

五日目、まあ、とりあえず描いてみよう、という気になった。
描いて駄目だったらまた違う絵を描こう。どうせ締め切りはとっくに過ぎたんだ。気楽にいこう。

エゴン.シーレ的に描き始めた。
Hはシーレをとても気にいっていて、僕がMe and Joeを聴いて絵として浮かんでくるのはシーレの、”二人の自画像”だ。
シーレの画集を開きながら、MeとJoeを描いた。
でもどうも違う。もちろん違う。
頭でつくりあげたイメージなんて全くの嘘だ。描きたい絵はこんなんじゃない。
だんだん自分に正直になっていく。自由になっていき、自分のイメージに近づけていく。いや、イメージを創っていくと言ったほうが近いかもしれない。描きながら、Me and Joeの自分なりの解釈を辿っていく。

集中して短い間で描きあげた。

Hの反応はどうだろう?
自分ではまだ評価することはできない。



翌日、ジャケットの絵をHに見てもらった。
昼から飲んで、酔いも深まった頃、蝋燭の灯かりのもとで見る赤いジャケットの絵はなかなか良かった。
Hも気にいってくれた。
絵を見ながら飲んだ。

また飲みすぎた。
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by firewater19780530 | 2012-07-14 14:04