FIREWATER

セルピコ

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2005.2.2

とてもストーリー性に富んだ長い夢を見ました。
僕は生まれながらの孤児で、動物園で働いてるおじさんに拾われそこで育てられました。おじさんは黒人で、アフロヘアーのセルピコという名前です。セルピコは親のように僕をそだててくれて色んなことを教えてくれます。セルピコの愛につつまれながら僕はすくすく育ちました。と、ある日、同じようにセルピコに拾われた友達と遊んでいる時、セルピコが悪そうな3人の男と話しているのを目撃しました。でかい岩に隠れてその話を聞いていたんですが、なんとセルピコは動物園乗っ取り計画をたくらんでいました。僕と二人の友達は(いつのまにか1人増えてる)、その計画を阻止すべく、セルピコとその仲間たちを殺すことにしました。銃の撃ち方はセルピコが教えてくれたのでした。
翌日、でかい岩に隠れてセルピコとその仲間をまちぶせました。セルピコとその仲間たちがやってきて、友達の一人が奴等の一人を殺しました。でももう一人に殺されました。僕の友達の二人目がそいつを殺しましたが、セルピコの仲間は3人いるのでやっぱり殺されました。
僕一人になってしまいました。向こうはセルピコともう一人残ってます。でも僕はセルピコを殺さなければなりません。岩からでて「セルピコー」と叫びながらセルピコを殺しました。セルピコと目があいました。セルピコは殺させたのかもしれません。そして僕は、もう一人に殺されてしまいました。

あまりに劇的な結末だったので、記憶にとどめておこうとそのストーリーを思い返して絵に残しました。夢をみて、ストーリーを思い返して、絵に描きとめる。もちろん夢とはかなりギャップがあるんだろうけど、なかなかおもしろい試みだったと思います。
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# by firewater19780530 | 2010-04-21 00:45

HUNGRY★

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2001.9.3


大川リエさん(妻)の作品をモチーフにした初期の作品です。僕の自家用熊で、名前は、まんでりんです。この頃は、一枚の絵を一日のうちに仕上げないと気がすみませんでした。次の日に持ち越すと気持ちがなえてしまって、続けれる気がしませんでした。だから、その時の気持ちがストレートに表れていて、なかなか気にいってる作品です。どんな絵にしようかは描く前には決まっていませんでしたが、前回紹介した「暗闇」とはまた違うアプローチをとってます。「暗闇」は無意識的な状態からゆっくりと描きはじめたのに対し、「ハングリー」は怒り?の感情をそのままぶつけたって感じです。でも今、見かえしてみると、怒ってても、どこか客観的な視点から眺めている感じが拭えず、中途半端な怒りであって、その辺が更に自分らしい。僕は、自分を客観視する傾向があり、いまいち本気になれないんだよなー。酔っ払ったら本気になれるんだけど...。この絵は、わりと本気ですよー。
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# by firewater19780530 | 2010-04-20 00:52

暗闇

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2009.5.16

前回紹介した「昔の部屋」は、描く前からこんな絵を描こうと決めていました。、多少誤差はありましたが、かなりイメージしたものに近いものができたと思います。一方今回紹介する「暗闇」はイメージすることなく、何も考えず描き始めたものです。何を描くのも自由ですが、描いていくうちに段々形がみえてきて、色々いじっていくうちに自分の好みに合った絵になっていきます。自分の好みじゃない絵になることはありません。うまくいかない日はありますが、いい絵にしあげたいというのが目標なので、それに向かってがんばるのです。実生活では頑張ってもうまくいかないことばかりですが、絵では頑張ったらうまくいくんですよね。自己満足と言われるとそれだけの事かもしれませんが、実生活の退屈さというか、疲れというか、痛みのようなものを絵はリセットしてくれます。眠りのようなもんですね。最近眠りの効力についてよく考えます。僕は嫌なことがあっても、朝目が覚める頃には忘れます。とても絵を描く感覚に似てるんだよな。僕は睡眠時間が短くても大丈夫なんだけど、絵を描いてにたような効果を体験しているからかもしれない。
何だかなにを書いてるかわからんくなってきた。まぁこの絵はなかなか無意識的な絵であって、それは僕にとってかなり重要なテーマであり、昔からこのタイプの絵はよく描いていて、みなさんにわりと評判がいい。またこんな絵が描きたくなってきたぞ。でもその前に眠くなってきた。おやすみなさい。
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# by firewater19780530 | 2010-04-15 23:46

昔の部屋

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1999.5.30
子供の頃から描くことが好きだったんだけど、さらっとノートの片隅に描いたりするくらいで、一枚の絵として残すということはあまりしませんでした。この絵は初めてスケッチブックに描きとめた作品です。友達の上垣外君がそうしているのを見て、俺もやりたいと思ったのがきっかけです。
当時は精神的にすごく落ち込んでいまして、とりあえずなにかをしなきゃおかしくなるという危機感がありました。本はいっぱい読んだけど、どれもその時の境遇にピッタシの危うい本ばかり読んでいたなー。その頃のお気に入りはドストエフスキーです。まぁ、今も好きなんだけど。
絵を描いていると自分の中の問題がどこか一時的に隠されるような感覚があります。本当は全く解決されていないんだろうけど、僕はその作業にひたすら時間を費やし精神的不安をやわらげます。これはいい自己療法を見つけた!上垣外君ありがとう!
この絵は、いすに座って壁に頭をもたれている自分がモデルです。本当にこんな感じで落ち込んでいました。鏡に映った自分を見て「これは絵になる」と思い、買ってからしばらくたったスケッチブックに描きとめたのでした。
この絵を見るたび「俺はいつまでもここだ」という感覚がよぎります。寂しい絵だけど、開き直りというか、静かな決意のようなものを感じるのです。
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# by firewater19780530 | 2010-04-13 00:25

コルトレーン

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2006.3.31
順をおって絵を紹介するのはやめました。せっかく色んな絵を長いこと描いてるんだから、ランダムに紹介していくことにしました。今回は、2006年の3月に描いた、ジョン.コルトレーンです。
2005年あたりから、ジャズを聴きはじめました。それまでは、60年代のロックや、古いブルースばかりを聴いていたんだけど、歳を重ねるにつれ色んなものが聴けるようになってきました。絵を描いているときは、大音量で音楽をかけているので(最近はそれなりになりました)、その音楽にかなり影響をうけちゃいます。だからミュージシャンを描くときは、その音楽がかけっぱなしなんで深く 聞き込めてとても楽しい。
僕は芸術とは心の闇の部分の具現が大事なんだと思ってます。コルトレーンの音楽は、年を追うごとに精神的な要素が大きくなっていくようで、闇そのものです。なかなか気軽に聴くことができない。
このコルトレーンはわりと短い時間で描きあげました。原画販売用に描いた絵で、A5くらいの小さな絵なんだけど、コルトレーンの一部は捉えることができた気がします。原画は、20歳くらいの青年が買っていった。複製画はうちの奥さんの店、LiLLiputで販売中です。
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# by firewater19780530 | 2010-04-11 23:10