FIREWATER

ロバート ジョンソン

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2002.8.14
2002年、札幌にゴッホがやってきました。
画集は持っていて、その色や荒々しいタッチやすさんだ生活が、当時の自分にオーバーラップして見えて、お気に入りのアーティストのうちの一人でした。そのゴッホが札幌にやってきました。まだ、原画というものにあんまり触れたことがなかったので、それがどんなものかよく理解もせずに、軽い気持ちで美術館に行きました。

衝撃でしたねー。
画集で慣れ親しんでいた絵も多数きていたんですが、そのイメージがくつがえされた。原画のもつ迫力に圧倒されました。一枚の絵と向かい合う度に、ドーン、ドーンと衝撃がはしり、美術館をでるころには疲れきってしまった。
僕はよく人の絵をパクるんですが、ゴッホ風の絵もよく描いていました。でもそれは表面上のパクりで中身がともなっていなかった。このロバートジョンソンは、ゴッホの原画から感じたオーラをそのままぶつけた、かなり真にせまったパクりです。ゴッホのうねりとはにていませんので、パクりというよりは、ゴッホに捧げる絵です。
ゴッホをみてから、全てのものはこのうねうねで表現できるんじゃないかと考えるようになった。そこから、興味は北斎や、もっと以前の日本画家へとうつっていくんですが、このうねうね?というか線は僕の絵の大事な要素です。絵というかものの捉え方ですよね。すべてのものには流れがある。
ゴッホはそれを大胆に、大げさに、そして自分の病んだ精神と重ねた結果、あんな絵になっちゃったんだろう。
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# by firewater19780530 | 2010-04-25 23:59

フランス象

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2003.1.27
この絵は、できあがった時は、何だか線がいっぱいで気持ち悪い絵だなーと思っていたんだけど、わりと皆さんに評判が良いので、そのうち自分でもお気に入りになってきました。周りの影響というのはすごいものだ。
当時、よく動物園に行ったんだけど、動物の存在に圧倒されまくりでした。小さい頃以来行ってなかったからな。とにかくでかいし、変な形してるし、理解不能な行動するし。おもしろいからいつもスケッチブックをもっていきました。動く動物を描くのは難しいです。何かコツがあるんだろうなー。がんばればうまくなりそうな気もするんですが、動物園にきてまで頑張りたくないから、必然的にあまり動きが少なく、なおかつデザイン的にもかっこいい象のスケッチが多くなってきました。
スケッチするのと、それに色を置いていくのは、全くの別作業です。色を塗るのは、狭い自分の部屋で完全に一人です。そこにある不完全なスケッチを、どのようにいい絵にしていくか。
色んな絵を描いていますが、絵にとりかかろうとする姿勢はいつも変わりません。自分の中に入っていく感じがあるんです。おもしろいですよー。
姿勢は同じでも、新しいものを、という意識はつねにあるので毎回違う感じのモノを試したくなります。この絵は、まず色を決めちゃいました。今はほとんどそうやって描いている気がするんだけど、その頃は色に関していうと、かなり偶発的なものが多かった気がします。
なんでこの色にしたかは覚えていませんが、トリコロールカラーっていいよねー。
象の線は、この頃のマイブームで、そのブームの始まりはゴッホです。それについてはまた今度。

色んな要素が混ざりあい、こんな絵になりました。うまい具合にまとまった気がします。ちなみにこの絵は3時間ほどで描きあげました。
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# by firewater19780530 | 2010-04-23 00:52

セルピコ

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2005.2.2

とてもストーリー性に富んだ長い夢を見ました。
僕は生まれながらの孤児で、動物園で働いてるおじさんに拾われそこで育てられました。おじさんは黒人で、アフロヘアーのセルピコという名前です。セルピコは親のように僕をそだててくれて色んなことを教えてくれます。セルピコの愛につつまれながら僕はすくすく育ちました。と、ある日、同じようにセルピコに拾われた友達と遊んでいる時、セルピコが悪そうな3人の男と話しているのを目撃しました。でかい岩に隠れてその話を聞いていたんですが、なんとセルピコは動物園乗っ取り計画をたくらんでいました。僕と二人の友達は(いつのまにか1人増えてる)、その計画を阻止すべく、セルピコとその仲間たちを殺すことにしました。銃の撃ち方はセルピコが教えてくれたのでした。
翌日、でかい岩に隠れてセルピコとその仲間をまちぶせました。セルピコとその仲間たちがやってきて、友達の一人が奴等の一人を殺しました。でももう一人に殺されました。僕の友達の二人目がそいつを殺しましたが、セルピコの仲間は3人いるのでやっぱり殺されました。
僕一人になってしまいました。向こうはセルピコともう一人残ってます。でも僕はセルピコを殺さなければなりません。岩からでて「セルピコー」と叫びながらセルピコを殺しました。セルピコと目があいました。セルピコは殺させたのかもしれません。そして僕は、もう一人に殺されてしまいました。

あまりに劇的な結末だったので、記憶にとどめておこうとそのストーリーを思い返して絵に残しました。夢をみて、ストーリーを思い返して、絵に描きとめる。もちろん夢とはかなりギャップがあるんだろうけど、なかなかおもしろい試みだったと思います。
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# by firewater19780530 | 2010-04-21 00:45

HUNGRY★

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2001.9.3


大川リエさん(妻)の作品をモチーフにした初期の作品です。僕の自家用熊で、名前は、まんでりんです。この頃は、一枚の絵を一日のうちに仕上げないと気がすみませんでした。次の日に持ち越すと気持ちがなえてしまって、続けれる気がしませんでした。だから、その時の気持ちがストレートに表れていて、なかなか気にいってる作品です。どんな絵にしようかは描く前には決まっていませんでしたが、前回紹介した「暗闇」とはまた違うアプローチをとってます。「暗闇」は無意識的な状態からゆっくりと描きはじめたのに対し、「ハングリー」は怒り?の感情をそのままぶつけたって感じです。でも今、見かえしてみると、怒ってても、どこか客観的な視点から眺めている感じが拭えず、中途半端な怒りであって、その辺が更に自分らしい。僕は、自分を客観視する傾向があり、いまいち本気になれないんだよなー。酔っ払ったら本気になれるんだけど...。この絵は、わりと本気ですよー。
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# by firewater19780530 | 2010-04-20 00:52

暗闇

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2009.5.16

前回紹介した「昔の部屋」は、描く前からこんな絵を描こうと決めていました。、多少誤差はありましたが、かなりイメージしたものに近いものができたと思います。一方今回紹介する「暗闇」はイメージすることなく、何も考えず描き始めたものです。何を描くのも自由ですが、描いていくうちに段々形がみえてきて、色々いじっていくうちに自分の好みに合った絵になっていきます。自分の好みじゃない絵になることはありません。うまくいかない日はありますが、いい絵にしあげたいというのが目標なので、それに向かってがんばるのです。実生活では頑張ってもうまくいかないことばかりですが、絵では頑張ったらうまくいくんですよね。自己満足と言われるとそれだけの事かもしれませんが、実生活の退屈さというか、疲れというか、痛みのようなものを絵はリセットしてくれます。眠りのようなもんですね。最近眠りの効力についてよく考えます。僕は嫌なことがあっても、朝目が覚める頃には忘れます。とても絵を描く感覚に似てるんだよな。僕は睡眠時間が短くても大丈夫なんだけど、絵を描いてにたような効果を体験しているからかもしれない。
何だかなにを書いてるかわからんくなってきた。まぁこの絵はなかなか無意識的な絵であって、それは僕にとってかなり重要なテーマであり、昔からこのタイプの絵はよく描いていて、みなさんにわりと評判がいい。またこんな絵が描きたくなってきたぞ。でもその前に眠くなってきた。おやすみなさい。
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# by firewater19780530 | 2010-04-15 23:46